ポインセチアは〇〇〇〇をしなければクリスマスの時期に赤くならない
もうポインセチアが出回る時期ですね。ポインセチアは短日植物と言って、短日処理をしなければ、これからの時期に赤く色づいてくけません。詳細は「ヤサシイエンゲイ /京都けえ園芸企画舎」より引用させていただきます。
ポインセチアは短日植物のため、日の当たる時間が12時間以下にならないと花が咲かない性質を持っています。そこで、9月以降は光の当たる時間を調節してやることが重要な作業になります。夜の人工照明は禁物です。9月下旬から40日間は、毎日欠かさず17時~朝8時まで、段ボールなどをかぶせていっさいの光を遮るようにします。(この作業を「短日処理」といいます)。そのかわり、日中は良く日に当てること。ここでは目安として40日間と書きましたが、面倒でなければ葉の色が完全に色づくまでやった方が確実です。この作業をしなくても、葉は色づきますが、売られているように立派なものは期待できません。短日処理は根気のいる作業ですが葉がきれいに色づいて成功したときは非常にうれしいです。逆に言うと根気があれば失敗は少ない作業ですので、余力があれば挑戦してみましょう。
これは昨年使って役目を果たして以降放置されている我が家のポインセチア。ま、短日処理をしなかったらこんな感じです。
これは最近サントリーが出したプリンセチアという種類。昨日新規の納品で使わせていただきました。通常の真っ赤なポインセチアはクリスマスというイメージが強すぎて、その時期にしか使えない感じになってしまいました。(今入れると、痛んできたら何度も交換してクリスマスまでは入れ続けなければならない/そしてクリスマスが過ぎるとさっさと撤去しなければならない)その点、これだとまだ普通に使えそうです。
納品作業をしていると、決まり文句「それリース?」と聞かれました。
「はいっ!」^^
以前にも紹介させていただいたことのある マイドームおおさかさん でもプリンセチアを使っています。また後ろに写っているポトスは、ここに設置してこのような巨大葉へ生長しました。冬以外の時期は、屋外の明るい日陰が最適な環境なんでしょうね。ポトスの葉っぱについては こちらの記事 もご参照ください。
関連記事
-
-
暑さ寒さだけではない、観葉植物を育てるのに重要な指標とは
特に熱帯性の観葉植物は、冬の最低温度が何度くらいは必要とか、樹種によって気を付け …
-
-
汚れたプランターはペンキを塗って再生できます!
丈夫に作られたプランターや鉢カバーなど、汚れが取れなくなったらペンキを塗って再生 …
-
-
毎年毎年いい加減1年草の植替えが面倒になってきた方にオススメしたい多肉ガーデン
私たちは仕事としてしてやっていますので、花の植替えは必要に応じて年がら年中当たり …
-
-
大津市 柳が崎湖畔公園のイングリッシュガーデンに行ってきた
びわ湖大津館に隣接する約5,900㎡のイングリッシュガーデンでは、バラを中心とし …
-
-
屋内、寄せ植え鉢のご紹介
屋内用観葉植物レンタルで、主な商品は大鉢、中鉢、小鉢、花鉢。その他にも、グループ …
-
-
トラックの荷台で植え替え作業をすることもある
今日は急な鉢植え植物の引越し(場所移動)&植え替え依頼があって、走り回っていまし …
-
-
🌻【8月のお休み】7月剪定作業のあれこれ&畑で見つけた夏の恵み🍑🐝
こんにちは、アルファウィンの田中です!(^▽^) いよいよ8月が始 …
-
-
今年も、あと1ヶ月
サッカーワールドカップも気になるところですが、朝夕も冷え込むようになり、気付けば …
-
-
お祝い花、胡蝶蘭の代わりに寄せ植え鉢はいかが~
2015.4.10の記事「新築、移転、結婚等お祝いで贈る観葉植物でオススメできる …
-
-
日の当たらない室内で、和風な雰囲気に合う観葉植物の種類は
観葉植物はそもそも熱帯系の物が多いため、色々な観葉植物を普通に飾れば南国風、トロ …



