身のまわりの管理会社と保証会社のお話し
元々地元の物件だけだった頃は、すべて直で管理していました。しかし遠方の物件も加わってくると、何かあったときの対応も大変だろうということで、少しずつ管理会社を入れるようになってきました。
管理を任せると言っても色々なパターンがあって、単に入居者の窓口になってもらうだけのものから、入金管理まですべて任せるものまであります。さらに又貸し、貸主代理までしてしまうのが、一括借上げとかサブリースと呼ばれているシステムでしょうけど、そこまではまだしたことがありませんし、今後もするつもりはありません。
何も問題がなければ、管理会社も必要ない訳で、家賃の数パーセントを掛け捨てにする保険みたいなものと思っています。さらに、入居者が入らなければ管理会社も儲からないシステムだから、空室が出たときには優先して入居者斡旋をしてもらえるであろう、しかも後々面倒になりそうな煩わしそうな入居者は付けないだろうという、期待みたいなのもあるのです。
事実、管理を頼んでいない物件で、直で入居付けをしてくれた業者からは、面倒な入居者をまわされる確率が高い気がします。経験上20人に一人位いる煩わしい入居者。何でもないようなことに言いがかりを付けるクレーマー、家賃滞納、数々の虚言、騒音等の迷惑行為、ペット不可物件でのペット飼育・・・
少し前に「個人情報保護・犯罪」の記事でも書かせていただきました、ごく少数派の迷惑行為者。日々当たり前のようにちょっとずつ悪いことをして、多くの人に迷惑をかける人。なんとかならないものでしょうか。
そんな人がいるから成り立つ保証会社。最近立て続けに数社の保証会社の人とお話しする機会があり、その苦労もわかってきました。Z社は大阪だけで、毎月70件もの訴訟を起こしているそうです。訴訟中の立替え家賃も訴訟費用もすべて保証会社持ちです。後で回収できるかどうかより、とにかく早く出ていってもらわなければ、いつまでも代理弁済を続けなければならないからです。それらは多くの善良な入居者から集めたお金で成り立っているのです。
どこも大概、家賃入金が確認できなかったら、1ケ月以内に保証会社に連絡すれば代理弁済してくれるというものです。しかし最大手のJ社は最初から家主宛に送金、入居者は保証会社へ家賃を払うというシステムを取り入れられています。ここまでしてくれたら、管理会社も家主も入金管理やわずらわしい督促業務から解放されありがたいものです。
それにしても、保証会社もこれだけ色々できてくると少しずつシステムが違ったりして、さらに保証会社に入っている人と入ってない人が混在、送金パターンも色々と、最初は便利でいいなぁと思えたものがどんどん複雑になってしまって、何もなかった頃とどちらがよかったんだと考えさせられることもあります。携帯やパソコン、家電で、使わない機能や選択肢がいっぱいでかえってややこしくなっているのと似ている気がします。
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