安威川ダム工事事務所に行ってきた
安威川は、大阪府の北摂地域に位置し、その源を京都府亀岡市の竜ケ尾山に発し、高槻市、茨木市、摂津市、吹田市、大阪市を流下し、神埼川に合流する流域面積約163k㎡、河川延長約32kmの北摂最大の河川です。昭和42年には北摂豪雨災害が起こり、死傷者61名、田畑冠水1,500ha、床上・床下浸水25,000戸の被害を出しました。安威川ダムは、これを契機に治水対策として構想が立案されました。
(以上、安威川ダムの冊子より抜粋)
現在、付替え道路がほぼ完成し、ようやくダム本体工事にかかったところです。完成は平成32年の予定となっています。構想から50年以上ということです。途中、かつての長野県知事田中康夫氏の「脱ダム宣言」があったりして、他の多くのダムは建設中止となっていきました。
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近畿圏だけでも結構な数です。そんな中でうまいこと世間の話題に上がらず、粛々と計画が進められてきた印象です。さすがにこんな時代、自然環境の保全には力を入れているようですが・・・
先日、東日本豪雨がありました。あの雨が大阪近辺で降っていたら、同じことが起こっていたかもしれません。治水対策は確かに必要でしょう。さらに今、原発が止まっている中で、水力発電が全電力の約10%も賄っている点もクローズアップされてもいいのにと思います。(安威川ダムは残念ながら、最初から全く発電の予定はなかったようです。素人的には目的外でもついでにやればいいのにと思うのですが。)
ダム建設は、将来にわたる費用対効果、生態系への影響、様々なメリットやデメリットを考えて進めていかなければならない問題と思います。
右上に新名神の高槻-神戸間のルートの一部が見えています。こちらの工事はビックリする位急ピッチで、数年前に始まって当初2018年完成予定だったところが、2016年中を目指しているとか。また中央上あたりは彩都です。これはどうなるのやらってところですが、、便利と引き換えにどんどん山がなくなっていくのは寂しいものです。
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