素人工事で駐車場を作った。素人とプロの違いを考えてみた。
大阪府豊中市の賃貸マンション「アルファヴィラ桜井谷」。前オーナーさんが退去され、新たに住まれる方が車2台必須ということで、その方と一緒にお庭の一部を軽専用の駐車場にする工事をしました。おおまかな手順はこんな感じです。
1. 生えていた木をコンテナに移植。
2. その辺に転がっていたブロックで枠を囲む。
3. かき集めたガラなどを入れる。
4. 足りない分はホームセンターで購入したバラスを入れる。
5. できるだけ踏み固める。
6. 余りもののレンガをランダムに入れる。
7. 上から砂を撒き、レンガの間に入れていく。
8. 水で流して出来上がり。
1.は慣れたものですが、2.以降は素人工事。特に6.は工夫したつもりで、きちんと並べると数に過不足が出るとみて、余りもののレンガを有効に使いきるためにランダムにしたのでした。プロならお金をかけてもきちんと材料や道具を揃えるでしょう。正確に寸法を取って、水平を出して、枠も地面もちゃんと固めるでしょう。
素人とプロの違いは、いかに基本をおさえているかというのと、きちんと揃えるか揃えないかの違いではと思うことがあります。植物を扱う私たちは、あっ、あれはどこかの業者がやったな、あれは植物好きの人が趣味でやられたなと、何となく違いがわかります。そのポイントは前述の「基本」と「揃っているかどうか」によることが多いものです。このことは園芸に限ったことではないと思います。大工さんも車屋さんも料理人も、一瞬でプロがやった仕事と素人がやった仕事を見分けることでしょう。
しかし一方で、いかにお金をかけないで、手元にある材料や道具で、プロが作るのに近い物を作るかというのもDIYの醍醐味ですね。大阪市内で通りがかりの某カフェ?パン屋さん?でバラバラなのに妙に収まりがよくいい感じを醸し出しているグリーンの演出を見ました。プロでは出せない手作り感。見習いたいものがありました。
アルファヴィラ桜井谷は現在満室となりました。この物件の紹介はまた空室が出た時にでもさせていただきますね。
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