花を使わないガーデニング、カラフルな葉っぱで勝負
ひと昔前、マンションやビルの植栽といえばサツキ、ツツジの低木にカシやケヤの高木が等間隔で植えられた単調なものがほとんどでした。それが最近では、黄金葉のフィリフェラオーレアや赤葉のオカメナンテンやコルディリネ、青・銀葉系のユーカリ、ミモザなどがよく使われるようになってきました。カラーリーフプランツと呼ばれている植物です。
カラーリーフを使った植栽は、単調なサツキ等の植栽と比べて初期費用はわずかに高くなりますが、メンテナンスの手間や費用はほぼ同じです。また綺麗に飾るという意味で、お花を使った植替え花壇と比べれば、後々の維持費で何倍も安上がりですのでオススメです。
ピソラ茨木真砂店さんの植栽です。センスよく仕上げられているなぁと感心させられました。ちなみに、ここのパスタもいけてましたよ!
北海道、真鍋庭園さんのコニファーガーデンです。お見事! コニファーとはそもそも針葉樹のことですが、一般的に松や杉といった和木っぽいものを除いた通称です。色々な葉色のものがあり、コニファーだけでカラーリーフガーデンができてしまいます。ただ、コロラドトウヒのように暑さや蒸れに弱い種類もありますので、夏が高温多湿の大阪周辺では一部枯れてしまう覚悟も必要になります。
何、このモサモサ!なんて言わないでくださいね。そのうち剪定するつもりなので。弊社のアパート前の植栽です。植付けから3年が経過しました。夏場晴天続きのときに水やりをするだけで、ほぼノーメンテナンスでいけています。
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